Film Makers Field(フィルム・メーカーズ・フィールド)

FMF(フィルム・メーカーズ・フィールド)は福岡を中心に、個人映像、実験映像を行う団体です。3分間8ミリフィルムのアンデパンダン展「パーソナル・フォーカス」や実験映像を中心とした上映会活動などを開催しています。

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福間良夫8mm作品集 ANGEL of MEDIA 上映作品紹介6 

作品発表時のコメント5(パーソナル・フォーカス以外での発表作品)

〈作品タイトル/NOTE: 初出上映会上映日 上映日 @場所〉
〈作者によるコメント〉
軟化/NOTE: OPEN FILM BOXNO.2 1977.10.30 @イベント・ハウス撮影
前日小倉へ行く。半年ぶりだった。詰まる所自分は関係を希薄にしていくことの他に関係を成し得んのじゃないか、少し赤面しながら、それよりうしろめたい気持ちのまま汽車に乗った。車中で夕方買ったばかりの、20年前の外套を探す男の小説を読んでいた。ぶ厚い馴じめない文体でとりとめないまま8時30分、小倉駅。落ちつかない。爪先に泥がついている。
 ひとつの関係とは、本来、自分の有り様だと思う。それがめくれ、負の内実をたくれつつ、関係の力学をなしていく。気がついてみると、欠如を満たそうとする意志は、関係の困難へ、絡みの中へ沈んでいくように見える。 軟化はあらかじめのコンテとは、まるで違うフィルムになってしまった。ひどい憂うつのまま、やたらとカメラを握ってしまっていた。このフィルムと自分とは嫌悪でつながっている。しかし、その嫌悪は乖離と収斂を繰り返しながらも、フィルムの時間の中で増殖され、今では無形に自分を切迫する内容を成してしまったといえる。

新神風
新・神風 : 「日常の実験」 1983.1.29  @秀巧社ホール
いわば光学・レンズ系による銀塩写真システムによって、時間と空間の擬制をとくことはできないか。風が吹くか。うけひの戦いである。   使用フィルム  フジR25

帰巣譚
帰巣譚 : FILM-TANK  1987.7.18-8.2  @県立美術館視聴覚ホール
会社から家へ帰るという、ごく日常的な膿んだ風景を、ファインダーを通して、自身の視線へ取り戻す試み。手法として、ナラティブな要素をサウンドトラック上に貼りつけてみた。ナラティブな手法は、フィルム上の出来事を、見事に補完するようで実は、物語ることの罠を、無限に増幅させる契機ともなっていった。ホーム・スウィ-ト・ホーム、帰巣譚。

※以上コメントは全て初出時、福間良夫本人によるもの。
※作品初出時の上映会の主催はすべてFMFです。(tsu)
EDIT[2008/06/12 04:28] 福間良夫作品情報Comment:1
リールアウト映写室でのラストショー「昇天距離と非社会深度」の時の作品コメント。
「新・新風」―おそらく制作当時、フィルムの硬度というようなことを考えていたと思う。ポストモダンへの忌避感覚、そうした心性の振幅を、イメージのフォルムや音域に探った。とうの昔にお蔵入りしていたはずなのに…、櫻井の「福間さんへ。」のせいで、10数年振りの公開となった。(福間良夫)2004/3/28
[ 2008/11/08 14:32 ] [ 編集 ]
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